リレーコラム

徒然なるままに ─組織と個─
リレーコラム · 2023/09/23
 コロナ禍に翻弄されたこの3年余、混乱と急激な変化の中、さまざま想いを巡らせる貴重な時間となった。ある意味、社会構造の歪みの本質が顕在化した、必然の時期だったとも感じている。...

愛というゆりかごで いつも何度でも
リレーコラム · 2023/08/17
 サザエさんのわかめちゃんのような3歳の私。左を向いて口を歪めて顰めっ面して泣いている。養父母の元に来る前の写真だとのちに聞いた。...

焚き火 焔 熾火
リレーコラム · 2023/07/01
 玄関に、七年周期で私の人生を一枚に描いた「ライフパノラマ」の絵を飾っています。特注の額に入れて。  私は、小学2年生の時から20年以上ガールスカウトのメンバーでした(今でも気分はメンバーです)。...

岸から離れて
リレーコラム · 2023/06/13
私がバイオグラフィーワークを知って良かったなと思うことは、自分の人生を振り返る機会を得たことで、自分自身をより知ることができ、ワークを通じて他者の生き方や考え方に触れ、新たな視点や忘れていた事柄を思い出させてもらえることです。むろん、初めての方に言葉で伝えることには限界があります。でももしもワークを受ける機会があったら、一度はトライしてほしいと思っています。

めぐる不思議 親から子へ、子から親へのリレー
リレーコラム · 2023/05/04
 この絵は、実家の前で 幼かった私が、幼稚園バスに乗せられることを拒んで、泣きながら母にすがる場面です。  バイオグラフィーワークを学び始めた頃の私にとって、幼稚園最初の一年間のほとんどを欠席してしまったことは、人生最初の集団生活に馴染めなかったという、人に話したくない思い出でした。...

自分を手放す
リレーコラム · 2023/03/01
 写真の「洗濯物」という詩は、私が人生の節目である第3ムーンノウド(56歳)の頃に好きになった詩です。その少し前から、仕事でも家庭でも一歩引いたところから見守る立場で動いていこうと「手放すこと」をやってきて、今年、還暦を迎えます。...

過去は変わる
リレーコラム · 2023/01/12
 バイオグラフィーワークに出会って17年。ワークを体験する度に一人一人の人生の尊さ、かけがえのなさを感じています。そしてワークによって何かが動き出す不思議さもたくさん経験してきました。...

心の扉
リレーコラム · 2022/11/28
今の「私」になるためには、バイオグラフィーワークとの出会いが必要でした。 長男長女の第一子として生まれ、大人の中で育ち、幼いころから敏感ですぐに体調を崩しては、熱を出す私。大人になってもそれは変わりませんでした。 母は私を心配し、先々を考え行動し、父は心配のあまり、こうしたらいい、この道を歩め、と安全な道を歩ませようとしました。...

こどもたちのバイオグラフィーの傍らで
リレーコラム · 2022/10/07
夕方の小学生クラスが終わった帰り道、 ホッと心が満たされる。 自主保育から始まった保育園で、月1回のシュタイナークラスをするようになって18年。 そこを卒園したこどもたちと放課後クラスをするようになって8年。 今は5〜10名の4つのクラスができ、卒園後も長く関わっているこどもたちがたくさんいる。 親子クラスも18年になる。...

導かれて…
リレーコラム · 2022/08/24
私がシュタイナーに出会ったのは26歳の時でした。 何も知らない私の目の前に現れたのは、シュタイナー幼稚園に通う子どもたち。 卒園式の練習をしていたその子たちが、私には『天使』に見えました。 私の知らない世界でした。 数日間、カルチャーショックで微熱を出すほどの『知らない世界』との出会い。...

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